Bottle Vase ー"信楽 花生"

藤本秀によるこの有機的な器は、溶けた松灰で覆われています。側面に燃えさしが上がっています。この器は、署名入りのオリジナルの木箱「信楽 花生」に収められています。直径 17.5 cm、高さ 24.5 cmで、アーティストから直接届いた完璧な状態です。

藤本秀は1954年に信楽の中心地に生まれ、幼いころから陶芸に魅了されていました。1973年から10年間、いくつかの窯元や製造業で働き、焼成技術や釉薬への理解を深め、その後10年間焼成と彫刻を続け、1995年に信楽の森に自身の窯を築きました。彼の作品は、銀座の黒田陶園、滋賀の陶芸の森美術館での個展、そして最近では台湾での展覧会など、日本有数のギャラリーで数多く展示されています。