村越 拓磨

村越琢磨は1954年愛知県生まれのアーティストで、その生涯のほとんどを土と向き合うことに捧げています。彼は、従来の生計手段として陶芸を追求するのではなく、本能的で原始的なアプローチで創作活動を行ってきました。その姿勢こそが、彼に熱心なファンと作品への継続的な需要を生み出しているのです。

1980年、京都の陶芸家・梅原武衡に師事し、陶芸の道を歩み始めました。土の持つ生の質感と焼成に魅せられた村越は、信楽焼特有の粗めの釉を好み、最小限の手を加えずに、表面の質感、重量感、窯の表情を際立たせています。1997年、京都の歴史ある清水焼の産地・清水に自身の窯を開き、2002年には長岡に移転し、独自の創作活動をさらに進めています。

村越は競争の激しい展覧会への参加を意図的に避けているものの、その作品は日本を代表する多くのギャラリーに受け入れられている。東京・銀座の名門ギャラリー、黒田陶苑をはじめとする一流ギャラリーでの個展開催は、静かに影響力を持ち、深い情熱を抱く陶芸家としての彼の地位を確固たるものにしている。

作品「唱歌」も展示された展覧会 デジタルカタログ

Murakoshi Takuma 村越 琢磨

アーティストによる作品