Striking Kinrande Kutani Porcelain plate ー永樂 保全

永樂 保全による 紅色に金彩の繊細な模様を施した、青と白の染付花皿を囲む素晴らしいお皿です。台座に署名が入った古い木製のコレクターズボックスに入っています。直径12cmで、19世紀に作られたものです。状態は良好です。

十一代 永樂 善五郎 (西村 保全, 1795-1854)は 茶道用の火鉢作りを専門とする西村家に養子として迎えられました。文政10年(1827年) 徳川治寶公より "永樂印" を賜り、永樂 保全と号しました。保全はあらゆる磁器と炻器の技法に精通しており、主に茶陶を制作しました。明代の景徳鎮窯の祥瑞焼様式の青白磁、呉須赤絵、青磁、御本手釉の炻器、高知焼など。メトロポリタン美術館によれば、「彼は19世紀の京都で最も影響力のある陶芸家の一人であった」とのこと。大英博物館、アムステルダム国立美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館など、数多くの美術館に所蔵されています。