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Banura Shogo

Spectacular Lacquer Box

Spectacular Lacquer Box

通常価格 ¥925,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥925,000 JPY
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番浦省吾によるピンク地に蘭の花が描かれた印象的な大きな漆器です。「亀甲型手箱」と題されたオリジナルの銘木箱に収められていて、内側はシンプルな磨き黒漆です。外側の背景は銀を混ぜた乾漆の粉です。その上は さまざまな色の漆の葉と螺鈿の花が象嵌されています。サイズは 28 x 46 x 11 cmで、状態は良好です。

番浦省吾(1901-1982)は石川県七尾市に生まれ、輪島塗の伝統工芸を学びました。1925年に彼は京都に移住しました。それは古代のもの、忘れられた様式、失われた技術の復活に大きな関心が集まった時代で、奥村九華とともに漆芸技術の研究と復興を目的とした研究会を設立しました。彼は文展(帝展・日展)に出品し、1930年にキャビネットで初めて賞を受賞し、1936年に同じ会場で衝立で賞を受賞しました。翌年、彼の作品はパリ万国博覧会で賞を獲得した後、彼は創人社という団体を戦後に設立し、1950年代には修験会へと発展しました。1963年日本芸術院より増賞を受けました。漆芸の振興に尽力し、京都漆芸家協会会長を務め、1972年には京都市より美術工芸功労者に、1974年には京都府より功労者に選ばれています。1981年、日本の芸術家にとって最高の国家栄誉の一つである旭日章を受賞し、翌年亡くなりました。作品は京都国立近代美術館、京都市美術館、東京近代美術館、京都信用金庫美術館、石清水八幡宮などの所蔵のほか、多数の個人コレクションにも収蔵されています。

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