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Daimaru Hoppo

Silver and Gold Glazed Bowl ー大丸 北峰, 堂本印象

Silver and Gold Glazed Bowl ー大丸 北峰, 堂本印象

Item Code: K821

通常価格 ¥125,800 JPY
通常価格 セール価格 ¥125,800 JPY
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大丸 北峰によるこの優美な磁器椀には、経年変化で変色した銀地に金彩で堂本 印象による鵜飼の風景が描かれ、大正10年(1921年) 春の署名入りオリジナル木箱に収められています。直径18cm、高さ9cmで 状態は良好です。

大丸 北峰(1879-1959)は 諏訪蘇山、伊東翠壷、伊東陶山、宮永東山、高橋道八、清風与兵衛、清水六兵衛、三浦竹泉、清水蔵六らとともに、京都の磁器作家のトップ10に数えられていたでしょう。彼らは皆、明治から昭和初期にかけて活躍した作家です。彼は 中国風の型と煎茶の薄茶器で広くよく知られています。1879年に石川県に生まれ、最初は九谷焼の伝統を受け継ぐ九谷焼会社で大蔵清七のもとで陶絵付けの訓練を受けました。その後1899年に京都に移り、陶芸のろくろ細工と装飾を学びました。 1906年(明治39年)に中国湖南省の湖南陶磁局に招かれ教授となり 中国陶磁の研究に励んだ後帰国。1909年(明治42年)から京都に居を構え、茶道具、煎茶道具を中心に作陶を始めました。展覧会に多数出品し、数々の賞賛を浴び 宮内庁買上も果たしました。二代 大丸 北峰(辰男、1926年生まれ))は父の他、五代 清水六兵衛、六代 清水六兵衛に師事。日展にも度々出品し、審査員も務めました。
 
堂本 印象(1891-1975) は京都に生まれました。京都市立画学校で西山 翠松に師事し 1921年に卒業しました。日展や帝展に定期的に出品し、1925年には帝国美術院賞をはじめ数々の賞を受賞しました。太平洋戦争終結後、イタリア、フランス、アメリカなどで展覧会を開催し、その名声は国際的に高まりました。1961年には文化勲章を受章しました。日本画のみならず、油彩、工芸、版画など様々な分野で活躍しました。この偉大な芸術家についてさらに詳しく知りたい方は、京都府立堂本印象美術館を訪れてください。彼の作品は、日本国内の数多くの寺院、京都市近代美術館、東京国立近代美術館、ボストン美術館にも所蔵されています。

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