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Kura Monzen Gallery

Shodaiyaki Plate ー小代窯 “流釉平皿” / 小崎正規 氏蔵 熊本博物館匠

Shodaiyaki Plate ー小代窯 “流釉平皿” / 小崎正規 氏蔵 熊本博物館匠

通常価格 ¥142,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥142,000 JPY
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小代焼の初期の作品で、今から数百年前のものです。ラベルと作品の古いモノクロ写真が付属しており、どちらも熊本博物館のスタンプが押されています。この皿は窯での焼成の過程で、縁に2か所割れが生じています。皿の直径は27cmで、全体的に良好な状態であり、赤い漆塗りの古い江戸時代の木箱に収められています。

小代焼は熊本県で約400年前に始まった焼き物で、小代山の麓に築かれた窯にちなんで名付けられ、同地方を代表する陶磁器の一つとされています。

小代焼は 朝鮮半島の技術・作風の影響を強く受け、鉄分を多く含む粘土を使った素朴で重厚な作風が特徴です。肥後国を掌握した細川氏が豊前・阿賀野焼の牝小路源七、葛城八左衛門を呼び寄せ、小代山の麓に窯を開いたのが始まりと伝えられています。同時期に豊前・阿賀野から移住した人々によって高田焼も作られるようになりました。基本となる釉薬は藁灰釉で、現在もほとんど変わっていません。江戸時代には 一部の例外を除き、小代焼は肥後藩内で消費され 他地域には広まりませんでした。南関町には、びん焼窯や瀬上窯など 当時の窯跡が今も残っています。現在、熊本県には11の窯元があります。

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