Rare Buddhist Image of the Martial God Shogun Jizo
Rare Buddhist Image of the Martial God Shogun Jizo
Item Code: K1335
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中世後期から江戸時代後期 (18世紀後半から19世紀初頭)にかけて作られた 鎧をまとった慈悲深い地蔵菩薩の姿である将軍地蔵の木像です。黒漆塗りの厨子に収められています。白馬に乗り木製の台座に座っています。非常に精巧な作りで、聖人の姿は一本の檜から彫られているように見えます。地蔵の標準的なイメージでは 左手に聖なる宝物、右手に杖を持っていますが、この像は左手に杖を持ち 右手の指は印を結んでおり、普通ではないように見て取れます。たなびく衣は 金色のフィリグリーで丸いアラベスク模様と四角い渦巻き模様で飾られています。武士の装いにもかかわらず、その顔は穏やかで慈悲に満ちています。馬は彫刻された木で、白い胡粉の粉末をまぶし 黒い細部が施されています。尾は根元で折れて一度修理されたようです。彫刻された地面に立ち、緑がかった青の顔料と金箔のハイライトが施された金色の台座に乗っています。光背は真鍮製、像を収める厨子は黒漆塗りで、21.5 x 29 x 43.5 cmの大きさです。馬と台座に乗った像は高さ35.5 cmで 状態は良好です。
将軍地蔵とは、鎧をまとい 馬に乗った姿で描かれる菩薩の一形態を指します。伝承によると、9世紀初頭の桓武天皇に仕えた日本の第二代将軍である坂上田村麻呂は、日本の主要な島である本州の北部に住む蝦夷を東方征服する際に この神に勝利を祈願しました。鎌倉時代以降、将軍地蔵は戦勝祈願の神として武士階級に広く崇敬されました。豊臣秀吉、徳川家康、赤穂浪士の大石内蔵助などの後世の歴史上の人物も、武運長久を祈願したと言われています。現代では 仕事や試験などの努力における勝利や幸運をもたらすものとして崇敬されています。愛宕信仰と密接に関連しており、火災からの守り神としても考えられています。この形態の石像は、特に近畿地方に数多く残されているようです。
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