Porcelain Sencha Tea Set
Porcelain Sencha Tea Set
通常価格
¥117,000 JPY
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香蘭社の箱入り煎茶器セットには、田中柏陰という学者画家が装飾を施した煎茶器が収められています。各所に青色で描かれた田園風景が描かれ、署名入りの仕切り付き木箱に入っています。 急須は13.5 x 9.5 x 8.5 cm、各カップは直径8 cm、高さ5 cm、湯呑みは14 x 8.5 x 5.5 cmで、すべて良好な状態です。箱の虫害は撮影後に修復されています。
田中柏陰(本名:中川恵三郎、1866-1934)は、江戸時代末期に静岡県駿河に生まれ、17歳の時に日本の文化の中心地である京都で田能村直入に入門しました。西洋の思想や技術が日本に流入した激動の時代でした。彼は直入の最高位の弟子であり、竹伝と師匠の両方のスタイルを継承していました。この頃 田能村柏陰と名乗っていました。1900年に結婚し、山口県防府市に移住しました。妻の姓である田中を姓とし、以後田中柏陰と称しました。その後 画塾を設立し、余生をそこで過ごします。彼の作品は森美術館やホノルルにも所蔵されています。