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Kura Monzen Gallery

Pair Ornate 19th c. Imari Porcelain Bowls

Pair Ornate 19th c. Imari Porcelain Bowls

通常価格 ¥50,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥50,000 JPY
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19世紀に作られた 精巧に装飾された色鮮やかな伊万里焼のペアの鉢です。鮮やかな色の雲と葉の蔓の下、赤い渦巻状の蔓に金色の金襴手窓の間に、鳳凰と龍が交互に描かれています。中央には、賢者と仙人の糧である桃の実が実った枝があります。どちらも直径21cm、高さ10cmで状態は良好です。

有田焼としても知られる伊万里焼は 17世紀初頭に起源を持ち、日本で最も有名な陶磁器の伝統の一つです。伊万里地方での磁器生産は、豊臣秀吉の朝鮮侵略(1592-1598)後に日本に連れてこられた朝鮮の陶工が、九州の有田で良質のカオリン粘土を発見した1616 年頃に始まりました。これが日本初の磁器産業の誕生です。江戸時代初期、有田は磁器生産の中心地として栄えました。近くの伊万里港は主要な輸送拠点として機能し、磁器は国際的に「伊万里焼」として知られるようになりました。初期の伊万里焼は中国のデザイン、特に明王朝のデザインの影響を強く受けていました。技法は進化して、釉下青装飾(中国の青白磁に類似)や、後に多色の釉上エナメルが取り入れられ、伊万里焼の特徴となりました。オランダ東インド会社の支援により、17世紀から18世紀にかけてヨーロッパで広く人気を博しました。ヨーロッパの貴族たちは、複雑な花柄や鳥、神話上の生き物などをあしらった鮮やかなデザインを高く評価しました。
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