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陶芸界のレジェンド ー一無斉の水指水墨画「茶陶絵」
陶芸界のレジェンド ー一無斉の水指水墨画「茶陶絵」
Item Code: Z140
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伝説の陶芸家、加藤藤九郎による、柔らかな墨の筆致で描かれた水指の見事な図像。晩年、一無斎の銘が記されています。墨は青絹本紙に黒漆塗りの木製軸装で、保存状態は良好です。本軸は32.8cm×117cm(13×46インチ)で、オリジナルの銘入り木箱「茶藤絵」に収められ、さらに二重箱(二重保護木箱)に収められています。
加藤東九郎(1898-1985)は、日本の近代陶芸史において重要な人物でした。愛知県瀬戸市に生まれた加藤は、桃山時代の陶磁器、とりわけ志野と織部の研究と復興に生涯を捧げました。出土した陶片や歴史的な窯址を丹念に調査し、桃山時代の陶磁器特有の釉薬と形態を再現する革新的な技法を開発し、長らく失われたと思われていた技法の再発見に大きく貢献しました。彼の作品は、大胆な存在感、輝くような表面、そして学術的な復元と現代的な表現の絶妙なバランスによって際立っています。志野と織部を重要な伝統として再確立した彼の功績は、その後の陶芸家たちに多大な影響を与えました。加藤の功績は、研究者と作家の両面を持ち、過去と現在を繋ぎ、20世紀日本の陶芸の軌跡を再構築した点にあります。
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