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Ueda Kochu

Meiji period French Pottery Bowl Decorated ー上田耕沖 "佛蘭西焼花鳥絵鉢"

Meiji period French Pottery Bowl Decorated ー上田耕沖 "佛蘭西焼花鳥絵鉢"

通常価格 ¥129,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥129,000 JPY
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フランスで焼かれた大鉢で、上田耕沖が正倉院所蔵の図像をもとに装飾を施したもので、「佛蘭西焼花鳥絵鉢 正倉院御物紋様 上田耕沖」と題された古い木箱に収められています。フランス製のこのタイプの皿は、ブランクとして輸入された後 日本で装飾され 再焼成されたため、元のフランス人製作者の痕跡とアーティストの署名が重なり合っています。19世紀の陶磁器貿易の興味深い一面を垣間見ることができる、非常に珍しい組み合わせです。直径21.5cm、高さ11cmで状態は良好です。

上田耕沖(18191911年)は京都に生まれ、四条派の画家 上田耕夫の子として弟子入りしました。1832年に父が死去した後 大阪に移り、長山孔寅の指導を受けました。維新後は傘に絵を描いて生計を立てていたと伝えられています。維新後は傘の絵を描きながら文筆家として活躍し、日本各地を旅し 浪速美術学校の教授も務めました。大阪画壇では著名な画家で、死の直前には天満神社の障壁画を描きました。大英博物館、ミネアポリス美術館などに作品が所蔵されています。

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