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明治 p.備前虫明茶わん
明治 p.備前虫明茶わん
Item Code: K305
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19世紀の美しい茶碗で、現在の岡山県虫明産の鉄分を多く含む粘土に流灰釉を施しています。茶碗の直径は12cm、高さは7.5cmで状態は良好です。美しいアンティークの絹袋に包まれ、桐の収納箱に入っています。
虫明焼の起源は諸説ありますが、およそ300年前とされています。岡山藩主・伊木家3万3千石の領地であった虫明地区で生まれた焼物で、伊木家の保護のもと御庭焼きとして発展しました。備前焼に似た特徴を持つほか、高取焼など茶陶の名産地の釉薬をかけた陶器に似た作品も作られました。14代藩主で茶人としても名高い伊木忠澄(茶号は三猿斎)の時代に、虫明焼は大きく変貌を遂げました。忠澄は京都の清風与平、楽長造、宮川香山(真葛香山)など当時の名工を招き、彼らの技術を吸収しました。彼らの影響を受け、京都らしい薄さが特徴的な粟田焼の作風が生まれました。
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