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Mashimizu Zoroku

Maccha Green Tea Chawan by Zoroku ー蔵六 “好雪茶盌”

Maccha Green Tea Chawan by Zoroku ー蔵六 “好雪茶盌”

通常価格 ¥81,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥81,000 JPY
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内側は濃いキャラメル色、外側は濃い琥珀色の釉薬がかけられ 表面には様々な白い点が均等に散りばめられています。底には「蔵六」の刻印がはっきりと刻まれている見事なお茶碗です。オリジナルの署名入り木箱入りで、「好雪茶盌」と題されています。直径は13.5cm、高さは7.5cmで 状態は良好です。

初代 真清水 蔵六(1822~1877年)は 山城国久我村の清水源右衛門の三男として生まれました。1834年京都五条坂で陶芸の修行を始め、1843年に窯を開きました。妙法院宮より「」の字を賜り、姓を真清水と改めました。青磁で名声を博し「青磁の蔵六」と称され、五条坂における青磁生産の先駆者となりました。ウィーン万国博覧会(1873年)やフィラデルフィア万国博覧会(1876年)に出品し、被災者や恵まれない人々への慈善活動でも知られました。元治元年(1864年)には孝明天皇の茶道具も造っており、裏千家の玄々斎宗室より「宗缶印」を授けられています。

二代目 真清水蔵六(1861~1936年)は 初代蔵六の長男として京都に生まれ、父の死後 1882年に家督を継承しました。中国や韓国の陶磁器にインスピレーションを得た青磁、白磁、染付、三島などの作風に秀でていました。1917年に山科へ、1930年には西京に窯を移し、荒川豊三などの著名な陶工と交流を深めました。古陶磁の権威で、京都博覧会や南都博覧会などの展覧会で数々の名作を世に送り出し 受賞歴もあります。印章は「百寿」から始まり、「春泉」、「蔵六」と時代とともに進化しました。

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