商品情報にスキップ
1 15

Kura Monzen Gallery

Late Meiji period Kaburaki Kutani Porcelain Vase

Late Meiji period Kaburaki Kutani Porcelain Vase

通常価格 ¥526,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥526,000 JPY
セール 売り切れ
税込

明治後期、20世紀初頭の鏑木商舗で作られた 豪華に装飾された非常に大きな九谷焼の花瓶です。サイズは21 x 14 x 41cmで 状態は良好です。 

九谷焼 鏑木商舗は文政5年(1822年)、金沢で最初の九谷焼商人として創業しました。以来、鏑木家が代々九谷焼の商いを守り続け 現在8代目となります。九谷焼が最盛期だった明治・大正期(1868-1926年)には 国内外の博覧会や展示会にも出品されました。鏑木家は文政5年(1822年)、徳川11代将軍 家斉の時代に 金沢で最初の九谷焼商人として創業しました。 加賀藩の庇護のもと九谷焼が再興し、若杉窯や小野窯が興ったばかりの頃です。その2年後には豊田伝右衛門によって名窯・吉田屋が開かれました。復興期には鏑木家が在庫品の販売だけでなく 自社工場で職人による絵付けも手掛けるなど、重要な役割を果たしました。明治から大正時代、四代目 鏑木治兵衛は幕末から海外への輸出に力を入れ、明治初期には海外との取引も本格化しました。国内需要の拡大と歩調を合わせ、質・量ともに生産体制が整いました。九谷焼は、この時代に郷土を代表する産業として完全に復興し、輸出も増えて隆盛を極めるとされていました。鏑木家は国内外の展示会に数多く出展し、数々の賞を獲得するなど高い評価と名声を獲得し、鏑木家の九谷焼は一流品として評価されました。「九谷焼三百三十年」という歴史書には、「すべての製品の裏に鏑木焼の紋章を捺すことは、私たちの仕事に対する誇りと責任感の表れです。謙虚な心を持ち、お客様に最高のものをお届けしたいという姿勢が、一流商人の地位につながったのだと思います」と記されています。

詳細を表示する