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Inami Tadashi

蝶付漆花瓶 ー井波唯志 「花器」

蝶付漆花瓶 ー井波唯志 「花器」

Item Code: K1047

通常価格 ¥205,300 JPY
通常価格 セール価格 ¥205,300 JPY
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井波 唯志によるこの精巧な作品は、太陽を前にイカロスのように舞い上がる蝶と遥か眼下に広がる銀、金、螺鈿の層を成す地平線を描いています。オリジナルの署名入り木箱に収められた作品です。サイズは33.5 x 9 x 24.5cmで 状態は良好です。

井波 唯志(1923-2011)は 名門 加賀蒔絵の二代目作者の長男として金沢に生まれました。1944年に東京美術学校を卒業後、山崎覚太郎に漆を、加藤 土師萌と富本 憲吉に陶芸を学びました。その後家業の工房に戻り父の加賀蒔絵を修行しました。古典派の技法を受け継ぎながらも抽象的で現代的な漆の屏風やパネルを国内外の展覧会に出品し、独自のキャリアを築きました。1946年の第2回日展で初入選を果たして以来、北斗賞、内閣総理大臣賞、1994年には日本芸術院賞を受賞し、評議員、そして理事を歴任しました。現代日本工芸展にも積極的に参加し、1964年には現代工芸賞を受賞。作品のいくつかは外務省やノルウェーのトロンハイム美術館などの公共コレクションに収蔵されました。彼のリーダーシップは展覧会活動にとどまりませんでした。1953年から15年間、輪島市漆器研究所の所長を務め現代のインテリアにふさわしい漆のデザインの発展に貢献しました。生涯を通じて国内外の主要な企画展や、日本各地での数多くの個展など、幅広く発表を行いました。井波の作品は伝統的な加賀蒔絵の優美さと、大胆な抽象画を特徴とする独特の現代的感性の両方を反映しています。綿密な技術研究で知られ、その業績により北國文化賞、石川県文化功労者賞、旭日小綬章など数々の栄誉を受けました。 2013年には輪島塗美術館で大回顧展「漆の革新 井波家四代」が開催され、作品は石川県立美術館と輪島塗美術館に収蔵されています。

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