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Kutani Porcelain Tokkuri ー徳田 八十吉
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二代目 徳田八十吉が豊かな色彩で装飾した美しい縦溝のある磁器徳利のセットです。オリジナルの署名入り木箱に入っています。赤、黄、紫、青、緑などさまざまな色の鳥や花が、緑と青の波打つ模様の帯の間に浮かび上がります。それぞれの台座に九谷八十吉の黄色い印章が押印されています。高さは15cmで、状態は完璧です。
徳田家窯は 染織の家に生まれた初代八十吉(1873-1956)によって開かれた窯です。彼は当初有名な荒木画廊の指導の下で絵画を学びました。故郷に戻った後は、義理の兄である松本佐平のもとで、松雲堂で九谷焼の装飾の仕事に就きました。しかし、朝倉磯吉のもとで陶芸を学んだ後 そこから抜け出して自分の窯を築きました。そこで生産されていた安価な輸出用の陶磁器に不満を抱き、生涯をかけて古九谷のルーツを探求し始めました。この研究により、彼は1953年に人間国宝として表彰されました。わずか3年後、息子の二代目八十吉(1907-1997)が窯を継承しました。二代目八十吉は1923年に徳田家に養子として迎えられ、当初は京都国立陶磁器研究所で濱田庄司、河井寛次郎らとともに芸術を学びました。人間国宝の富本憲吉氏に師事し、家業に専念。ブリュッセル万国博覧会、日展で受賞、北斗賞など数々の賞を受賞し、欧米でも展示されました。彼はアジア、南北アメリカ、ヨーロッパ各地で研究休暇を過ごすなど、人生の探求を続ける機会を数多く得て、「県人間県宝」の称号を授与されました。1988年に八十吉の名を息子に譲りました。作品は皇室コレクションや石川県立博物館などに所蔵されています。
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