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Kura Monzen Gallery

獅子香炉に色備前文殊菩薩

獅子香炉に色備前文殊菩薩

Item Code: K424

税込。

色備前様式の香炉で、獅子の上で休んで巻物を読む賢明な文殊菩薩が見事に表現されています。大きさは28 x 22 x 28.5 cmで 状態は良好です。

文殊菩薩は 大乗仏教の重要な菩薩の一人です。特に日本の禅や密教の伝統、またチベット仏教では学者や学生の守護神とみなされ 崇拝されています。仏陀の悟りを開いた知恵を体現し、深い理解と思考の明晰さを表しています。知的で精神的な指導を求める人々からよく招来されます。右手に剣を持っている姿で描かれることが多く、これは無知と迷いを切り裂く知恵の鋭さを象徴しています。一方、左手には蓮の花や仏教の教えの巻物を持っており、これは知識と法を表しています。この作品のように獅子の上に座っている姿で描かれることが多く、これは勇気と障害を克服する知恵の力を象徴しています。

備前焼は日本最古の陶芸の伝統の1つで 備前国(現在の岡山県)を起源とし、1,000年以上の歴史があります。素焼きの土っぽい質感と天然の灰釉で知られる備前焼は 平安時代(794~1185年)に誕生し、桃山時代(1573~1600年)に栄えました。細工物と呼ばれる小さく精巧な彫刻作品は、職人の創造性を示す特徴的な作品となりました。

中世から桃山時代にかけて全国的に人気を博した備前焼は、江戸時代に入ると瀬戸、美濃、有田などの陶磁器に押され、その地位を揺るがせました。そこで備前焼各窯元は再起を期すため、新たな技法を開発し、岡山藩御用絵付師の指導のもと、低温焼成の人物や動物の置物を制作し、胡粉や岩絵具で彩色しました。これらの作品は、主に幕府や他藩への献上品として使われました。

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