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Ogawa Haritsu

Incredible Elephant Koro Incense Burner ー小川 破笠

Incredible Elephant Koro Incense Burner ー小川 破笠

通常価格 ¥1,815,900 JPY
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江戸時代中期の、金や象嵌で装飾された見事な木彫りの象です。小川 破笠の印が刻まれています。象の背中には 銀縁の銅板で裏打ちされた深い井戸が彫られており、香炉や朱炉として灰を詰めます。井戸の上には、野菊で穴をあけた幅広の青銅の蓋が灰穴を保護し隠しています。サイズは 33 x 64 x 24 cmで、右腰の宝石が1つ欠けています。

小川破笠(1663-1747)は 笠翁としても知られ、漆芸史上の偉大な個人主義者の一人です。詩人であると同時に画家、陶芸家、漆工でもありました。武士階級に生まれた彼は、武器を捨てて筆を選びました。1680年代、彼は俳句の松尾芭蕉(1644-1694)の弟子となり、1707年に芭蕉の弟子で友人の服部嵐雪と宝井其角が亡くなった後、破笠は漆芸に転向しました。1712年に彼は「破れた竹笠をかぶった老人」という意味の「笠翁」という芸名を名乗りました。この名前は気ままに放浪する詩人や芸術家を連想させます。19世紀に破笠の作風と技法への関心が再燃したことは、19世紀の日本の漆芸の第一人者、柴田是真(1807-1891)による作品の模写に最もよく表れています。

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