Hexagonal Koro Incense Burner
Hexagonal Koro Incense Burner
通常価格
¥152,000 JPY
通常価格
セール価格
¥152,000 JPY
単価
/
あたり
伊東陶山による陶器の香炉です。オリジナルの銘木箱に収められており、蓋の上のリボンに獅子が噛み付いています。六面体の本体は、格子細工の間に交互に幾何学模様と花模様が描かれています。サイズは8.5 x 8.5 x 14.5 ㎝で状態良好です。
初代 伊東陶山(1846-1920)は円山派の絵付け師:小泉東岳に師事しました。1862年に亀屋旭亭に入門し、さらに三代 高橋道八、幹山伝七(皇室の食卓の食器を製作)にも師事しました。1867年、江戸幕府の崩壊とともに 京都東部に窯を開きました。国内で高く評価されただけでなく、海外のアムステルダム、パリ、シカゴの万国博覧会でも評価されました。京都の粟田焼と朝日焼に力を入れ、1895年頃から陶山の名を使い始めました。1917年には帝国美術院会員に選ばれましたが、この称号を得た陶工は5人しかおらず、そのうちの1人となりました。師の伝七同様、皇室の食事用の食器も制作しました。養子である二代目 伊東陶山(1871-1937)とは非常に緊密に協力しました。彼もまた、最初は画家としてスタートしましたが 初代陶山に才能を見出され、陶芸家へと転向しました。陶山は京都で最も有名な陶芸家の一員として成功し、卓越した才能を発揮しました。