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Matsushita Hiroki

Fugen Gold Goburetto Cup ー松下 広樹 “普賢ゴールドゴブレット”

Fugen Gold Goburetto Cup ー松下 広樹 “普賢ゴールドゴブレット”

Item Code: MC408

通常価格 ¥39,900 JPY
通常価格 セール価格 ¥39,900 JPY
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松下 広樹によるゴブレットで、小さく台座になった高台から優美に立ち上がり 大きく広がった形が印象的です。表面の柔らかな斑入りの金色は古びたブロンズの古艶を思わせます。オリジナルの署名入り木箱には「普賢ゴールドゴブレット」と記されています。薄く成形された胴は、縁に向かって緩やかに広がり、優美なシルエットを作り出しています。金属的な表面に施された繊細な斑点は、フォルムに深みと静かな動きを与えています。作者の普賢シリーズの一つである本作は、松下が追求する極薄の陶器の胴体に 抑制された金属的な古艶を施し古びた金属を想起させつつも、土の温かみを保つという作風を反映しています。直径9cm、高さ11cmで状態は良好です。生前に作者から直接入手した作品です。

松下 広樹 (1977–2024)は福岡県の北九州市に生まれ、幼い頃から土に触れていました。その関心は正式な学習を通じて深まり、2009年には九州産業大学で美術博士号を取得しました。文部科学省の21世紀COEプログラムの支援を受け、十四代 酒井田 柿右衛門の指導のもとで行われた柿右衛門様式の研究は、日本で最も洗練された陶磁器の伝統との直接的な対話となりました。2017年には「うつわつなぎ」というスタジオギャラリーを設立し、陶磁器が人間関係を静かに結びつける媒体であるという彼の信念を反映しました。2021年には上野の森美術館での国民芸術家展に選ばれるなど、そのキャリアは着実な拡大と洗練への継続的なコミットメントによって特徴づけられました。彼の作品は温かみによって和らげられた金属のような表面を持つことが多く、厳格さと優雅さのバランスを体現しており、規律だけでなく優しげな手によって形作られた器です。松下は2024年に亡くなりました。彼の喪失は深く感じられますが、彼の精神は彼が形作った器の中に息づいています。それらの器は、静かな重みをもって日々の儀式に寄り添い続け、触れること、そしてつながりへと誘います。

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