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Kura Monzen Gallery

Edo period Japanese Kiseto Chawan Tea Bowl ー黄瀬戸御茶碗

Edo period Japanese Kiseto Chawan Tea Bowl ー黄瀬戸御茶碗

Item Code: K899

通常価格 ¥59,400 JPY
通常価格 セール価格 ¥59,400 JPY
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瀬戸の伝統を受け継いだ 小さな高台から細く広がるアンティークの茶碗です。経年変化した黒ずんだ桐箱に収められ、「黄瀬戸茶碗」と題されています。側面のメモには 三戸氏より拝領したと記されています。江戸中期の茶道の美意識である 素朴な簡素さを見事に体現した逸品です。茶碗の直径は10cm、高さは6.3cmで 状態は良好です。

水戸氏は 茨城県水戸市を拠点とした徳川家の分家でした。1603年の幕府成立後、徳川家康は1610年に11男の徳川頼房を水戸藩主として任命しました。この任命により、頼房は徳川家 水戸藩の始祖となりました。紀伊藩、尾張藩とともに、水戸藩は御三家(徳川の名門家)の一つでした。他の2藩に比べて領地と財産は少なかったものの、江戸時代を通じて大きな影響力を維持しました。実際、多くの人々が非公式に水戸藩主を「副将軍」とみなすほどでした。水戸藩が江戸という都に近いことも、この権力の一因となっていました。水戸藩の宝物は徳川博物館に保管されています。

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