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Contemporary Japanese Metal-Craft Box ー田中 照一 "ストライプ箱"
Contemporary Japanese Metal-Craft Box ー田中 照一 "ストライプ箱"
Item Code: K989
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¥340,200 JPY
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金工師:田中 照一による 銀と黒御影の縞模様で覆われた大きな金属製の箱です。オリジナルの署名入り木箱に収められており、「ストライプ箱」と題されています。箱の内側は木芯で、濃い緑色のベルベットが裏打ちされています。大きさは約20×20×7cmで 状態は良好です。
田中照一は 銅合金の色合いと金銀を融合させた、彼の特徴的な特大の箱型の作品で知られる名手です。赤銅、四分一、黒御堂といった銅合金は、赤みがかった茶色から涼しげな青灰色、あるいは黒に近い色まで、色合いや雰囲気が実に多様です。これらの独特な日本の合金は、何世紀も前に刀剣の金具や仏具に用いられるために誕生しました。
田中 照一は1945年、東京の谷中地区で金属細工師の息子として生まれ、幼少期に父から鍛錬を受けました。東京都立 工芸高等学校を卒業し、1971年に日本芸術院の内覧会である日展に初入選しました。1979年からは新工芸展に参加し、現在は同展の審査員を務めています。作品は東京都知事賞や箱根彫刻の森美術館大賞など、多くの栄誉に輝いています。フリーア・サックラーのルイーズ・コート氏は、「合金の色合いを並置することで、田中氏は光と影、空と水の絵画的な世界を喚起します。対照的な色合いの金属板をつなぎ合わせ、ハンマーで叩いて器の形を作ります。その後、金属の素地に細かい模様を彫り、その模様に金箔を重ねて装飾を加えます。」と語っていました。
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