Carved Wood Sculpture, Winter Sparrow ー神保 雅 “寒雀”
Carved Wood Sculpture, Winter Sparrow ー神保 雅 “寒雀”
Item Code: K1154
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神保 雅による雪をまとった竹にとまるスズメの繊細な像です。オリジナルの署名入り木箱に収められ、「寒雀」と題されています。木箱は特注の布張り保管箱に収められ、さらに外側の段ボールケースで保護されています。彫刻のサイズは31.5 x 12.5 x 14.5 cmで 非常に良好な状態です。36.5 x 27 x 3 cmの黒漆塗りの木製台が付属しています。
神保 雅 (1952年 福島県生まれ) は 現代日本の木彫家で、継ぎ目や組み立てなしで彫られた洗練された一本彫りの作品で知られています。1971年に東京都立工芸高等学校を卒業後、父である彫刻家、神保豊の下で本格的な修行を開始し、そこから技術的な厳密さと伝統的な木彫りに対する深い敬意を受け継ぎました。驚くほど写実的に表現された鳥を彫る卓越した能力によってすぐに頭角を現しました。まるで今にも動き出しそうな作品でありながら、繊細で絵画的な彩色によって叙情的な優雅さを与えています。彼の彫刻は、精巧な細密画を思わせる並外れた精度を特徴としますが、単なる写実主義を超越し詩的な感性と物語的な存在感によって高い評価を得ています。1977年に自由美術展に初出品し、1980年には佳作賞を受賞しました。1980年代半ば以降、父である神保豊と弟の神保琢真との「三人展」シリーズ、現代木彫とその茶道との関係を探る二人展やグループ展など、数多くの重要な展覧会に参加しました。高島屋や松坂屋など、東京、京都、大阪、名古屋、横浜の主要百貨店ギャラリーで多くの個展を開催し、2000年代初頭からは巡回展にも作品が紹介されています。その見事な技術、優雅な彩色、そして静かに示唆に富むイメージを通して、神保雅は現代日本木彫において独自の声を確立し、細心の注意を払った職人技と詩的な物語を橋渡ししています。
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