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Uno Sango

素晴らしいアンティーク茶碗

素晴らしいアンティーク茶碗

通常価格 ¥57,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥57,000 JPY
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宇野 三吾によるこの黄色がかった茶碗は、外側に秋の草が重なり合う黒い点と内側の斑点や縞模様が強い動きを演出しています。「茶碗」と題されたオリジナルの署名入り木箱に収められていて 直径13.5cm、高さ6.5cmで 状態は良好です。

宇野三吾 (1888-1973)は宇野仁松の長男として京都に生まれました。1902年に京都市立美術工芸学校 絵画科に入学し、1905年に京都市立陶磁器試験所に編入。1907年には万国博覧会 美術部門で最高金杯を受賞しました。1910年には由緒ある旧幹山伝七窯の隣地に大素焼き窯を築き、1913年には中国色釉の先駆的な研究を始めました。1919年には朱色、鈞窯、青磁、天目などの釉薬を扱いながら、「炎彩」や「水青磁」などの革新的な技法を開発しました。宇野の作品は国際的にも高く評価され、1929年に東京国立博物館に収蔵されたのを皮切りに、セーヴル美術館(1951年)、ボストン美術館(1958年、1966年)に作品が収蔵されました。また、1952年と1957年には「延清」関連技術の保存指定を受け、辰砂と青磁の技法が無形文化財に指定されました。晩年にはモスクワ陶芸展銀賞(1960年)、紫綬褒章(1965年)、勲四等瑞宝章(1967年)など数々の栄誉を受けました。陶芸界への貢献が認められ、1972年には芸術選奨を受賞し、日本陶芸界の巨匠としての地位を確固たるものにしました。

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