Bamboo Basket Vase

末村笙文の竹工芸作品。オリジナルのサイン入り木箱に封入されています。メインの骨組みは 1本の竹の鞘から作られています。籠の両端を形成する節は中央で切断され、1本の竹を広げて水盤を形成する交差織りによってのみ区切られた複数の竹に分割されています。下部に署名があり、元の竹の挿入部が残っています。

末村笙文は1917年に大阪で生まれ、19歳から初代:山本竹龍斎に師事しました。1941年に自身のアトリエを設立し、笙文と名乗るようになります。1951年から日展に入選し、一貫して作品を展示しました。1962年より日本現代工芸展に入選。ミネアポリス美術館、サンフランシスコ・アジア美術館などに作品が収蔵されています。