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Antique Wood Sculpture, Kakinomoto Hitomaro, 36 Immortal Poets
Antique Wood Sculpture, Kakinomoto Hitomaro, 36 Immortal Poets
Item Code: K955
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歌人・柿本 人麻呂の生き生きとした彫刻です。年齢を重ねた目と、衰弱した体躯を包む衣のたなびきが印象的です。軽やかな桐材の一枚板から彫り上げられています。台座には「勝廣」の銘があり、サイズは約22×36×28cmで 状態は良好です。
柿本人麻呂 (662-710年頃)は 飛鳥時代後期の著名な歌人であり、貴族でもありました。唐文化の影響を受けた日本の文化が著しく発展した時代に生き、天武天皇、そしてその後継者である持統天皇、文武天皇に宮廷歌人として仕えました。人麻呂の作品は深い感情表現、鮮やかな情景描写、洗練された言語によって特徴づけられ、愛、自然、無常、そして生と死の荘厳さなど、幅広いテーマを扱っています。特に長歌と短歌はその洗練さと叙情的な美しさで広く知られています。人麻呂の哀歌は傑作とされています。高市皇子の死を悼む歌は、人生のはかなさを思い描きながら深い悲しみを表現しています。もう一つの注目すべき作品は妻を悼む歌で、愛と喪失を深く個人的な視点から感動的に表現しています。人麻呂は三十六歌仙の一人です。これらの歌人たちは平安時代の歌人で学者でもあった藤原公任によって、日本の古典詩歌、特に和歌の模範的な達人として選ばれました。人麻呂は日本史における最も偉大な歌人の一人とされ、和歌の守護聖人として崇敬されています。そして日本の古典文学を特徴づける美的感覚と感情の深みを体現し、日本の詩歌史において今もなお偉大な人物であり続けています。
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