Antique Japanese Satsuma Natsume Tea Caddy ー"古薩摩茶壺 暁山 造"
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20世紀前半に作られたこの古い京薩摩焼の茶入には、さまざまな家紋や家紋が飾られています。底には「暁山」の銘があります。京都東部の粟田で作られる、京薩摩として知られる柔らかな色合いの陶器です。抹茶の粉末を入れる容器で、直径7cm、高さ6.6cm、古い桐箱に入っており、状態は良好です。
暁山窯は、1711年に一文字屋によって粟田に築かれたのが始まりです。1805年に清蓮院宮粟田口御用窯として許可され、「暁山」の窯号を賜りました。
1877年(明治10年)に初代 魚山家が断絶した際、魚山の称号は親交の深かった大宮長兵衛に託され、以来 岡田魚山として継承されてきました。
大宮長兵衛は近江(滋賀県)の出身で、五条清水に窯を開き、寛政元年(1798)には陶磁器問屋も開業し、屋号を「大宮」としました。明治時代には京都博覧会、内国勧業博覧会などに出展し、海外でも 明治6年のウィーン万国博覧会から大正13年のパリ万博まで、数多くの博覧会に参加して 京焼の振興に努めました。戦後は七代目暁山が特に輸出に力を入れ、暁山ブランドの京薩摩焼を海外に広めました。平成10年(1998年)、八代目が当主となりました。