Antique Japanese Karatsu Chawan Tea Bowl ー古唐津 茶碗

裏千家14代 淡々斎の署名入り 古唐津茶碗です。時代物の木製コレクターズボックスに収められています。広い茶碗の滑らかな水盤に、海の泡が流れ込んでいるようです。外側には、表面に深く刻まれた職人の指の跡が残っており 触り心地を良くしています。直径14cm、高さ7.5cmで完璧な状態です。

淡々斎(1893-1964)は 裏千家の第14代家元でした。本名は十四代 千宗室で、20世紀に茶道の基本理念と価値観を守りながら茶道の慣習を適応させ、現代化することに大きく貢献したことで知られています。淡々斎が裏千家の家元となったのは1937年で、第二次世界大戦など社会的、政治的に大きな混乱があった時代でした。これらの困難にもかかわらず、彼は急速に変化する世界で茶道が重要な意味を持つように努めました。茶道がより幅広い聴衆にアピールできるような革新をもたらし、平和と文化交流を促進する方法としてお茶を強調しました。彼は茶道を国際的に普及させ、海外で茶会を主催し、異文化理解を促進することに尽力しました。淡々斎の遺産は適応力であり、茶の伝統が現代でも活気と意義を持ち続けることを確実にしました。