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Kura Monzen Gallery

Antique Japanese Kairakuen Koro Incense Burner

Antique Japanese Kairakuen Koro Incense Burner

通常価格 ¥137,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥137,000 JPY
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19世紀の六面香炉です。台座には徳川家 和歌山支流 偕楽園焼の印が刻まれています。サイズは10 x 12.5 x 10.5 cmで 状態は良好です。煙の蔓が彫り込まれた真鍮の穴あき蓋が特徴で木箱に入っています。

偕楽園窯は 紀伊 徳川家が現在の和歌山に設立した「庭園窯」で、1819年に設立されました。この窯は不定期に稼働し、京都のさまざまな工房の陶工を招聘していました。その中には、表千家 9代目 了々斎(1775-1825)と 10代目の 吸江斎(1818-1860)、樂焼 10代目 旦入(1795-1854)、11代目の永樂善五郎 (西村宗禅、1795-1854) などが含まれています。偕楽園の製品は 18世紀後半から19世紀前半にかけて中国陶磁器への関心が著しく復活したことを反映しています。その控えめな形状と全体的に青緑色のエナメル釉が特徴で、清王朝の陶器のモデルを踏襲しています。「偕楽園制」の四字マークのデザインは、清朝の皇室の食器に見られる琺瑯四字印章を模したものです。

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