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Kura Monzen Gallery

Ancient Collapsed Tsubo named: Containing Jewel

Ancient Collapsed Tsubo named: Containing Jewel

通常価格 ¥400,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥400,000 JPY
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鉄釉で覆われた水壷が崩れ落ち、古い木箱に収められています。蓋の内側には、京都の仏光寺の住職によって「匂玉」と名付けられた注釈が記されています。容器の側面には、上流階級が使用した赤い漆塗りの花押があり、サイズは 32 x 23 x 27.5 cm で状態は良好です。箱の蓋には、京都の繁華街にある仏光寺の住職の所有物、または住職によって名付けられたと書かれています。


1212年、越後への流罪の後 真言宗の聖人である親鸞聖人は京都に戻り、山科(京都東部)の庵で真宗の教えを広め始めました。この庵が現在の佛光寺の始まりです。この庵は光隆正法寺と名付けられました。後を継いだ第8代源鸞は 在位13年に崩御し、妻の良明が第9代住職に就任しました。600年以上前の女性差別が厳しかった時代に、女性の住職は前代未聞のことでした。しかし、佛光寺の創建にあたり言われていたのは、「阿弥陀の本願は老若男女、善悪を区別せず、真の信心のみが大切である」ということでした。1586年、豊臣秀吉の命により、佛光寺は蔭谷から現在の地に移されました。

 

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