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5 pc. Sencha Tea Cup Set with tomobako ー大田垣 蓮月 "ちやわん"
5 pc. Sencha Tea Cup Set with tomobako ー大田垣 蓮月 "ちやわん"
Item Code: K817
通常価格
¥279,500 JPY
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芸術家/尼僧の太田垣蓮月による詩が刻まれた、指でつまむタイプの煎茶碗5客セットです。シンプルに「ちやわん」と題された 署名入りの珍しいオリジナルの木箱に収められています。このセットのために特別に作られた箱は 片側が切り取られているため、小さく繊細なボウルを簡単に取り出せます。各カップの直径は6cm、高さは4.5cmで すべて良好な状態です。
描かれている5つの詩は次の通りです。
沖つ風
ややしづまりて
よはふかく
なるをの松に
つもるしらゆき
のに山に
うかれうかれて
かへるさを
ねやまでおくる
秋のよの月
鶯も
咲きかくまれて
うめたにの
花に声ある
ここちこそ
影たのむ
ひとときの松の
梢より
あまりてねやに
吹く嵐かな
かぐ山や
みねの榊に
なびく也
風のかけたる
雲のしらりゅふ
大田垣蓮月(1791-1875)は武家の生まれで、生後すぐに大田垣家に養子として入り、幼少期は亀岡城の女官として仕え裕福な婦人にふさわしい教育を受けました。非常に美しいと評判だった蓮月は結婚して3人の子供を授かりましたが、20歳になる前に夫と子供たちは全員亡くなりました。再婚してもう一人の娘を授かりましたがその子も亡くなり、夫も彼女が32歳の若さで亡くなりました。悲しみに暮れた蓮月は髪を切り、知恩院の尼僧となり出家して蓮月と名乗りました。しかし、これは終わりではなく、彼女を19世紀日本の文人芸術界の頂点へと押し上げる芸術家、詩人としてのキャリアの始まりに過ぎませんでした。
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