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Kura Monzen Gallery

16th-17th c. Karatsu Chawan Tea Bowl w. Kintsugi Gold repair

16th-17th c. Karatsu Chawan Tea Bowl w. Kintsugi Gold repair

通常価格 ¥190,000 JPY
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桃山時代から江戸時代初期の唐津茶碗です。古く黒ずんだ木箱に収められ、中央を囲むように金の禅模様の輪が一つ入っています。このタイプの初期唐津茶碗は重ねて焼かれていましたが、この作品を見ると 作者が上の茶碗との間に詰め物を入れ忘れたため、詰め物が茶碗にくっついて空気のない空間ができ、茶碗の中央部分が熱と酸化にさらされた他の部分と異なる色で焼かれたことが分かります。おそらく、上の鉢はそれらを分離するために壊され、くっついていた部分は削られて薄い金の輪(または禅の輪)で修復されたのでしょう。この地域の陶器の歴史を垣間見ることができる美しい作品であり、保存の物語を伝え 現代の使い捨て社会についての解説も提供します。直径は12cm、高さは6.5cmで 状態は良好です。

唐津焼は 16世紀後半に九州の佐賀県唐津で生まれた 日本の有名な伝統的陶芸です。安土桃山時代(1573~1603年)に職人が持ち込んだ朝鮮の陶芸技術の影響を強く受けています。控えめで素朴な美しさで知られ、天然の釉薬、素朴な色調、最小限の装飾が特徴です。そのデザインは 日本の侘び寂びの概念と一致しており、シンプルさ、不完全さ、自然の形の美しさを強調しています。人気のスタイルには、絵唐津、斑唐津、朝鮮唐津などがあります。当初は 食器や保存瓶など 日常生活の実用的なニーズを満たすために生産されていました。しかし 日本の茶道の隆盛とともに、その有機的な美しさと茶道の儀式への適合性から、茶道家の間で非常に求められるようになりました。

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