商品情報にスキップ
1 19

Hattori Shunsho

Unusual Inlayed Lacquer Vase ー服部 峻昇 "花入"

Unusual Inlayed Lacquer Vase ー服部 峻昇 "花入"

Item Code: K577

通常価格 ¥388,400 JPY
通常価格 セール価格 ¥388,400 JPY
セール 売り切れ
税込

服部 峻昇による 金のカスケード模様と鮮やかな螺鈿細工が交互に施された珍しい先細りの花瓶です。モダンな木箱に収められており、壺には 漆の保護と保水性を保つため 銀の差し込みが入っています。直径11.5cm、高さ24.5cmで 状態は良好です。

服部 峻昇(1943-2018)は京都に生まれ、漆芸の第一人者:上原清、番浦省吾に師事しました。1963年には日展に初入選し 華々しいデビューを飾りました。その後も日展をはじめとする著名な展覧会に出品し、数々の賞を受賞。ヨーロッパ、アメリカ、中国、韓国などへの旅を通して、その技を磨きました。1970年から78年にかけては、京都を拠点に活動する若手漆芸家集団「フォルメ」のメンバーとして活躍しました。1980年代までは平面漆板を主に制作していましたが、後に装飾棚や箱などの制作へと軸足を移しました。螺鈿(特に洋貝)の虹色に輝く輝きを取り入れた独特の作風は、後年の作品の特徴となった。1995年(平成7年)にはローマ教皇ヨハネ・パウロ2世に謁見し、漆塗りの書見台を献上。2004年には京都迎賓館の正室の調度品を制作。逝去当時、日展顧問、日光協会常務理事、京都府工芸美術家協会、京都漆芸家協会、創光会会員を務めました。

公共コレクション: 東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、京都市京セラミュージアム、清水三年坂美術館、京都国際交流財団、茶の湯博物館(飛騨高山)、サンリッツ服部美術館、デンバー美術館

詳細を表示する