村田 彩

村田彩は1979年京都生まれ。名門DODA美術学校で研鑽を積み、1998年に卒業。京都芸術短期大学を経て、2000年に京都府立陶芸専門学校を修了。2004年には京都府立陶芸専門学校を修了。以来、国内外で精力的に作品を発表し、アメリカ、デンマーク、フィンランド、台湾、イタリア、韓国、ベルギーなど、世界各国で展覧会を開催。2022年には、権威あるパラミタ陶芸大賞に入選。作品は、韓国陶磁財団、ファエンツァ国際陶磁博物館、国立台南大学など、著名なコレクションに収蔵されています。

村田の作品は、粘土に直接顔料を混ぜ込み、複雑で重層的な模様を創り出す「練り込み」技法を中心としています。生命の基本単位である細胞に着想を得たこれらの模様は、作品全体に流れる生きた視覚言語を形成しています。粘土本来の質感を保ちつつ、流動的で有機的な動きを加えることで、村田は強い存在感と生命力に満ちた作品を生み出しています。この工程は非常に時間がかかり、その繊細な技術ゆえに、忍耐強く制作に取り組まなければなりません。

村田の作品に一貫して見られるテーマは「生命力」です。村田は自然の美しさと厳しさの両方を表現しようと努め、生命が力強さ、防御、適応、擬態といった多様な戦略を用いて自らを主張する様を映し出しています。彼女は陶芸を通して、見る者にこの生命のエネルギーを感じさせ、静かで息づく息吹を感じさせるような形を創り出そうとしています。

展覧会「いぶき」デジタルカタログにも参加

Murata Aya 村田 彩

アーティストによる作品