堀谷 昇市

堀谷 昇市は、自然の絶え間ない変容を体現する動物を作品の中心に据える現代美術作家です。綿密な観察と素材への繊細な感性を通して、形、表面、そして生命力が交差する一瞬の瞬間を探求しています。

堀谷にとって動物とは、無数の種と個体を包含し、それぞれが独特の色彩、形、質感、そして構成によって定義され、絶えず変化し続ける存在です。一瞬一瞬は移ろい、すぐに次の瞬間へと移り変わり、こうした儚い状態こそが彼の作品の根底を成しています。

堀谷は特に動物の体表に魅了され、それらを周囲の環境によって形作られた生きた風景と捉えています。不規則な模様、筋肉の輪郭、骨格、傷跡、そしてそれらに群がる昆虫さえも、視覚的な美しさだけでなく、自然界の計り知れない生命力をも表しています。表面の質感だけに焦点を合わせるのではなく、堀谷は動物が持つ本来の美しさ、存在感、そして特定の瞬間における生命力を捉え、伝えようとしています。

展覧会「いぶき」デジタルカタログにも参加

Horitani Shoichi 堀谷 昇市

アーティストによる作品