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Sakai Naoki

Nationally Exhibited Iron Futamono ー坂井 直樹 “鐵地象嵌匣 モノクロームへの系譜”

Nationally Exhibited Iron Futamono ー坂井 直樹 “鐵地象嵌匣 モノクロームへの系譜”

Item Code: K997

通常価格 ¥341,800 JPY
通常価格 セール価格 ¥341,800 JPY
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第65回日本伝統工芸展に出品された、坂井 直樹による手鍛造による旋回把手鉄櫃です。「モノクロームへの系譜」と題されたオリジナルの銘木箱に収められており、カタログ128ページ、図412に掲載されています。サイズは40×10×18cmで 状態は良好です。

坂井 直樹はこう語ります。「形を形づくる過程で、鉄の重く冷たい重みは全く正反対のものへと変化していきます。人類は古来、工芸に実用性だけでなく美しさを求めてきました。その美への問いに応えていく中で、私はものづくりの喜びを見出しました。人とものの関係が深い芸術精神を育み、作り手としてそのような環境に身を置くことができることに深い喜びを感じています。」

坂井 直樹は1973年 群馬県生まれで、2003年に東京藝術大学大学院 博士課程 鍛金専攻を修了、博士号を取得しました。同年には野村美術賞を受賞し、作品が同大学美術館に収蔵されました。その後2005年まで同大学の非常勤講師を務めました。2005年から2008年までは金沢卯辰山工芸工房で研修。その後金沢大学 (2010-2012)、金沢美術工芸大学(2011-2012)で非常勤講師を務めました。主な受賞に、金沢クラフト展世界都市宣言記念賞 (2010)、日本伝統工芸金工展創形会 (2012, 2015)、佐藤美術工芸振興財団優秀賞 (2012 )、世界クラフトコンクール準大賞 (2013)、テーブルウェアフェスティバル大賞・経済産業大臣賞 (2016)、日本伝統工芸金工展朝日新聞社賞 (2017)、ベルリン・フンボルト・フォーラム茶室デザインコンペティション最優秀賞 (2018)など。現在は、東北芸術工科大学 美術学部工芸科准教授です。金沢にアトリエを構え、山形と金沢を行き来しながら制作活動を続けています。

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