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Yoshioka Tenguhisa

Bunraku Puppet Head ー初代 天狗久

Bunraku Puppet Head ー初代 天狗久

Item Code: K362

通常価格 ¥427,300 JPY
通常価格 セール価格 ¥427,300 JPY
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文楽人形の最も有名な彫刻師、吉岡 天狗久が手がけた勇猛果敢な武士の人形の頭部です。革新的なガラスの目が特徴で、持ち手と首の切り株の両方に作者のサインが刻まれています。サイズは トップからハンドルのベースまで 40 cm、頭自体は髪と首を除いておよそ 11 x 13 x 15 cm で、体的に良好な状態です。

吉岡 久吉(初代 天狗久、1858-1943) は阿波国 (現 徳島市)の笠井 岩蔵の三男として生まれました。16歳で人形師・若松屋富五郎に弟子入り、その後 和田村の吉岡家の養子となり「天狗屋」の屋号で独立しました。人形にガラスの目を取り入れたり、人形の頭を大きくするなど 革新的なことを成し遂げました。久吉の人柄と生涯は、宇野千代の自叙伝『人形吉天狗屋久吉』に鮮やかに描かれています。作品は40点以上が徳島県の文化財に指定されています。二代目 天狗久(吉岡 要、1880-1915)は久吉の長女、しげるの養子となり 天狗屋の二代目を継ぎ「天狗要」を名乗りました。作品の多くは養父 久吉との共同制作で、彼だけの作品はほとんど残っていません。1915年7月に36歳の若さで他界しました。三代目(吉岡治、1911-1978)は先代 天狗屋の次男として生まれ、天狗治とも呼ばれました。幼少のころから初代 久吉に師事しました。

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