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Tanomura Chokunyu

Blue & White Porcelain Dish Set designed ー田能村 直入 "直入山水奈良茶碗"

Blue & White Porcelain Dish Set designed ー田能村 直入 "直入山水奈良茶碗"

Item Code: K341

通常価格 ¥74,300 JPY
通常価格 セール価格 ¥74,300 JPY
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著名な南画家:田能村 直入が源六窯のために描いた、精緻な風景画が描かれた蓋付き磁器のお椀5点セットです。「直入山水奈良茶碗」と題された当時の木箱に収められています。各椀の直径は11.5cm、高さは7cmで 保存状態は良好です。

田能村直入(1814-1907)は 大分県に生まれ、当初は岡本梅雪に師事した後、著名な文学者:田能村 竹田(1777-1835)に師事し画業を始めました。竹田は直入を養子として迎え、若き画家に大きな影響を与えました。竹田の死後、短期間ですが 大塩中斎(1792-1837)にも師事し、その死後 独立しました。彼は京都に移り住み、京都市立絵画学校の設立に携わり、最終的には1902年に黄檗宗の僧侶となりました。

源六焼は 肥前国 藤津郡 嬉野町(現在の佐賀県)で焼かれた磁器で、明治時代に富永源六によって創始されました。初代 源六は安政6年(1859年)2月7日に生まれ、瀬戸や京都などへ陶芸の技術を修め そこで得た知識を家庭用や輸出用の実用磁器の製作に活かし、当時大きな人気を博しました。源六焼の特徴は、絵付けの上に透明な釉薬をかける "釉下彩" と呼ばれる技法を用いることで、鮮やかで耐久性のある色彩を実現しています。ヨーロッパの貴族にも高く評価され、国内外の博覧会で数々の賞を受賞しました。しかし、1934年(昭和9年)頃に生産が途絶えたと言われています。

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