Yorigami Munemi 寄神 宗美
1944年に京都で生まれる。東京農業大学で園芸を学ぶために上京し、1967年に卒業。2年後、前衛的な陶芸グループ「走泥社」の創設メンバーである八木一夫のもとで陶芸を学び始め、その後、自身も走泥社に参加。 国内でも数多くの展覧会に出品しており、特に朝日陶芸展や朝日クラフト展などでその作品が展示されている。1991年にはファエンツァ国際陶芸展で金賞を受賞し、翌年にはエジプトのカイロとオーストラリアのメルボルンで展示され、メルボルンでは受賞。また、台北市の国立歴史博物館で開催された現代陶芸グランプリ展でも賞を受けている。さらに、その翌年には愛知県立美術館で開催された「セラミックス・トゥデイ」展にも参加。2001年には「京都工芸 1945-2000」展において、東京と京都の国立近代美術館で彼の作品が展示された。 彼の作品は、伝統と前衛を融合させた独特のスタイルで、国内外で高く評価されている。